ウェビナー

前処理されていない水サンプルに含まれるβ-グルカンによるエンドトキシン試験への影響

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開催日時

2020 / 10 / 23 (約60分間)

 

発表者

Brendan TINDALL,
bioMérieux Industry Global Product Manager

 

ウェビナー概要

遺伝子組み換えタンパク質試薬を用いたエンドトキシン試験(以下、rFC法)の有用性は、医薬品製造分野で試験される水サンプルを用いてrFC法と現行法(LAL法)を比較した複数の査読文献で証明されています。

一方、脱イオン水などの前処理が行われる前の水サンプルではrFC法よりもLAL法で高い値が出る場合があるといった報告もされており、それはLAL試薬によるエンドトキシン以外との反応によるものであるといくつかの検証によって確認されています。

本ウェビナーでは、脱イオン水などの前処理前の水サンプルに含まれる成分がエンドトキシン試験に与える影響など、以下のポイントを解説いたします。

 ● 比較検討試験で注意が必要な(不適切と考えられる)水サンプルとは

 ● β-グルカンブロッキングバッファー使用時にも確認された、β-グルカンによるLAL法への影響

 ● β-グルカンによる影響を中和したサンプルによるシンプルな検証とその結果

 

Brendan TINDALL - Global Solutions Manager and Program Director
Written by
Brendan

Global Solutions Manager
Program Director – BIOBALL
bioMérieux SA.

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