TEMPO®による食肉サンプルの菌数測定 - 厚労省通知（生食発 0528 第1号）の実施を想定した定量試験事例の紹介

発表者

ビオメリュー・ジャパン株式会社 産業事業本部 アプリケーションスペシャリスト 渡部 百合

ウェビナー概要

安全な食肉の流通を確保するため、食肉を取り扱う施設での衛生管理は非常に重要です。

令和2年5月に発出された「と畜検査員及び食鳥検査員による外部検証について」の通知に記載された微生物試験の項目では、ウシ・ブタについては一般生菌、腸内細菌科菌群、食鳥については一般生菌、腸内細菌科菌群に加えカンピロバクター属菌の定量試験が記載されています。

試験方法は 培養法ですが、通知に記載の標準培養法またはISO法と同等であることが第三者認証機関で確認された方法であれば、代替法として用いて良いとされています。本ウェビナーでは、第三者認証機関である AFNOR、AOAC による妥当性確認がされたパラメーターをもつTEMPOを用い、培養法との同等性を確認した国内での検討事例をご紹介します。

※本ウェビナーは2021年9月にオンライン開催された第42回 日本食品微生物学会学術総会の共催セミナーのアーカイブです。