テクニカルノート

TEMPO® チャレンジテストと従来法による 菌数測定および処方適合評価の比較

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フランスの認定機関であるCOFRACによってISO 11930の実施に関する認証を受けた受託分析機関のACM Pharmaで実施した、従来の培養法(ISO 11930)とTEMPO®チャレンジテストによる菌数測定と処方適合評価の比較試験を紹介する。

パーソナルケア製品の保存効力試験(チャレンジテスト)では、従来の培養法を用いた場合、培地作製、段階希釈、混釈などの作業だけでなく、コロニーカウントおよび菌数計算、情報の記録といったデータ処理にも多くの時間を要する。また、経験や専門知識を要する部分も多く、大型シリーズ品のリニューアル時や繁忙期等にボトルネックとなる場合も多い。
ビオメリューでは、自動生菌数測定装置TEMPO® の専用試薬としてパーソナルケア製品の保存効力試験 (チャレンジテスト) 用パラメーターである細菌用のTEMPO® CTBと真菌(酵母・カビ)用のTEMPO® CTFを開発した。
今回は、フランスの認定機関であるCOFRACによってISO 11930の実施に関する認証を受けた受託分析機関のACM Pharmaで実施した、従来の培養法(ISO 11930)とTEMPO®チャレンジテストによる菌数測定と処方適合評価の比較試験を紹介する。

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